ヤクシマサル カエル
ヤクシマザルは固有の進化を遂げた
屋久島去る前日に島を一周回った際、世界自然遺産核心部でヤクシマサルの群が道路に座り込んでノミ取りに専念している光景を目にしました。
屋久島は約1万年前に日本列島から分離して離島となったと言われています。島に取り残された猿は、その後多量の降雨に対応するため体毛が長くなるという進化を遂げました。屋久杉が多雨に対応するために自ら樹脂を蓄えるのと同様ですね。進化論で有名なダーウィンが、著書「種の起源」で「変化できるものが生き残ることができる」と述べたのを思い出しました。
屋久島は雨の多い島なので、カエルにたくさん会うことができる思っていたら、宮ノ野浦岳からの下山途中で一匹見ただけでした。関東地方で見るガマガエルくらいの大きさです。カエル好きの東京オリンピック金メダリスト、女子ボクサーの入江聖奈選手、次回のパリオリンピックでもがんばってー!!!応援してまーす!!!
屋久島固有種として猿同様たくさん生息しているのがヤクシカです。世界自然遺産核心部で群に遭遇しました。
屋久島観光協会ホームページによると、ハブは屋久島にいないとのことです。百名山にハブのいる山がないのは幸いです。屋久島がもう少し南に位置したら、ハブの生息域になったかもしれません。
同ホームページによると、屋久島にはクマがいないとのことでしたので、熊鈴は持参しませんでした。でも、利尻島に熊が泳いでわたる映像をテレビニュースで見たことがありますので、将来もそうであるという保証はありません。熊は新しい縄張りを求めて移動するので要注意ですね。