トムラウシ 羅臼岳 斜里岳 阿寒岳 まとめ登り
全体計画
北海道の日本百名山の残りを、できるだけまとめて登りたいと考え、2019年7月に4座を回りました。
まず、全体行程とその反省点を記したいと思います。続けて、一座ごとに別記事で、登った順に追加投稿していきます。
船旅は最高の贅沢と以前からあこがれていたので、今回それを実現しました。そのため北海道との往復に時間を要しました。大洗港からの行程は下記のとおりです。
1日目:未明に茨城県の大洗港から「さんふらわあ丸」にマイカーを積んで出発
苫小牧港に夜到着しビジネスホテルに宿泊
2日目:移動日(苫小牧からトムラウシ温泉の宿まで)
3日目:短縮登山口からトムラウシ登頂のあと帯広まで移動しビジネスホテルに宿泊
4日目:移動日(帯広から岩尾別温泉登山口の宿まで)
5日目:羅臼岳登頂のあと清里町の宿に移動し宿泊
6日目:雨天のため斜里岳以降の日程を順延し清里町に連泊
7日目:斜里岳登頂のあと弟子屈温泉の宿まで移動し宿泊
8日目:雌阿寒岳登頂のあと阿寒湖畔に宿泊
9日目:雄阿寒岳登頂のあと本別町まで移動し宿泊
10日目:苫小牧へ移動し夕方の「さんふらわあ丸」に車を積んで帰途につく
第11日目:午後大洗港に到着
マイカーをフェリーに積んでいったメリット・デメリット
デメリットは、航空機+レンタカーに比べ時間がかかるため、日程が余計に必要だったことです。
しかし今回、マイカーのメリットをつくづく感じたアクシデントが起きました。
トムラウシに短縮登山口から登るためにはダート道を走らなければならないのですが、その翌日パンクに気づきました(スチールラジアルタイヤはすぐ空気が抜けるとは限らず時間がたってからパンクに気づくことがあります)。
スペアタイヤを積んでいて、夏タイヤと冬タイヤを自分で定期的に交換していたのでジャッキアップに慣れており、慌てることなく最小限のロスタイムで済ますことができました。
ダート道は舗装路に比べパンクの発生確率も高くなるため用心が必要です。
私からのアドバイス
レンタカーでダート道を走る場合は、床下の高い車種を選ぶとともに、出発の際に、パンクした場合の処置について確認しておきましょう。
スペアタイヤの有無、ジャッキの収納場所、応急修理キットの使い方等を知っておけば、パンクした時にも慌てずに済みます。携帯圏外でバンクした時は、JAFを呼ぶこともできません。
反省点
悪天候のため斜里岳以降の日程を順延した際、雄阿寒岳以降は車中泊でも構わないと思い、宿の予約とり直しを怠ってしまいました。
しかし当日になってみると、やはり畳の上で眠りたくなるもので、宿探しで時間をロスしました。
当日になって探すと、空いている宿も減り、余計な時間を要するものです。