蔵王山

バスが2時間半遅れ

 この山の最大の想い出は、路線バスが2時間半遅れて登山口に到着したことです。
 10月の3連休の中日、東北新幹線を白石蔵王駅で降りてバスを待っていると、発車時刻になってもバスが現れません。蔵王方面の渋滞がひどくて戻ってくるのが遅れているようです。
 大幅に遅れて出発したうえ、蔵王ハイラインの道路はあたかも駐車場のようで、止まったままなかなか動きません。蔵王刈田山頂バス停に昼前に到着する予定だったのが、結局午後2時半近くになってしまいました。

 歩き始めて間もなく、右側にお釜が見えてきます。深田久弥が「蔵王の宝玉」と形容するだけあって、多くの人が向かっていますが、そのまま直進して熊野岳を目指します。
 熊野岳には避難小屋があり、午後3時を過ぎていたので、山頂は人影がまばらで、先ほどのお釜と対照的でした。

蔵王熊野岳山頂
熊野岳山頂

 この先地蔵岳まで足を延ばしてみました。
 時期的に日没も早くなってきているのでここで折り返し、往路を引き返しました。

 今回、3連休による高速道路の渋滞を嫌って鉄道とバスを選択したのですが、紅葉時期の蔵王を甘く見ていました。
 日光のいろは坂の渋滞ニュースによく接していたので、「連想を働かせるべきだった」というのが今回の反省点です。

(2008年10月登頂)(43座目)

ライザップ

ディフィンドフューチャー