武尊山
紅葉の錦が見事な山
武尊山(沖武尊)と剣が峰山を結ぶ稜線の紅葉の錦が、今でも眼に焼きついています。当日の天候は雨でしたが、晴天だったら更に色鮮やかだったと思われます。
水上インターチェンジで関越自動車道を降り、藤原ダムを通って、裏見の滝駐車場に車をとめて出発です。林道のゲートを通りしばらく進むと、剣が峰山方面への直進路から左に折れて、手小屋沢避難小屋方面へ向かいます。稜線に上がるまで沢沿いの急登です。避難小屋は気づかずに通り過ぎたような気がします。
ここから武尊山へは、鎖やロープのある岩場を何ヶ所か通過します。この山は、御岳山王滝口を開山した普寛行者の開山によるもので、南側の伝統的ルートにも鎖場があります。
稜線を詰めた先に、武尊山(沖武尊)があります。
ここから進路を南西に取り、剣が峰山を目指します。この稜線が紅葉の真っ盛りで、天気が悪いながら感激ものでした。
剣が峰山からは、裏見の滝をめざして下ります。時計回りに周遊する形で出発地に戻りました。
各ルート比較
私の登ったルートの他、川場村側からも複数のルートがあるので、以下に比較してみます。
川場村側からのルート情報は、川場村観光協会ホームページによるものです。
①私の辿ったルート(登山地図の標準コースタイム)
裏見の滝駐車場→武尊山(沖武尊) 約4時間
武尊山(沖武尊)→剣ヶ峰山→裏見の滝駐車場 約3時間半
②旧武尊高原川場キャンプ場コース(剣ヶ峰山経由)(初級者向)
武尊山(沖武尊)へ登り約5時間
下り約4時間
③川場野営場コース(前武尊経由)(一般向)
武尊山(沖武尊)へ登り約4時間半
下り約4時間
紅葉の時期なら、武尊山(沖武尊)とその南西にある剣が峰山との間を歩いてみるよう、お奨めします。
(2009年9月下旬登頂)(45座目)