大山 中国地方唯一の百名山
弥山から先は進入禁止
中国地方の最高峰で伯耆富士とも呼ばれる大山。
登山当日朝レンタカーで岡山を発ち、大山寺登山口の駐車場に車をとめて歩き始めました。
8月下旬の暑い日で、熱中症予防のため通常よりもマメに休憩を取りながら急登の道を進みます。
五合目で夏山登山道と合流し、次第に視界が開けて大山北壁を見ながらの登りになります。最後は木道を進んで弥山の頂上に到着。ここから先の剣が峰方面は、縄が張られて進入禁止になっていました。崩落が激しく危険なためです。
規制に従って、弥山山頂での雄大な展望を楽しんだあと下山の途につき、五合目から夏山登山道に入って大山寺に下山しました。
ジャージー牛
帰路の途中、蒜山高原に寄り道をし、ジャージー牛の乳製品をお土産に買い求めました。
それまで、私の頭の中では、牛乳は漠然と一種類でしたが、ここでジャージー牛乳の存在を知りました。
ジャージー牛は、イギリス領ジャージー島の原産種で、そのミルクは英国王室ご用達の品です。乳脂肪分の含まれる率が高いなどの特徴があり、黄色っぽく、濃厚でコクのある味わいです。バター等に加工しやすいので、デンマークやニュージーランド等の酪農国では最重要品種です。
オハヨー乳業株式会社ホームページによると、2021年2月現在日本で飼育されている乳牛は、ホルスタイン種136万頭(98.6%)に対し、ジャージー牛は1万1千頭(0.8%)に過ぎず、我が国では貴重な存在です。
地球温暖化の元凶扱いされる牛
牛の胃から出るゲップに含まれるメタンガスが、地球温暖化に大きな影響を与えているとされ、このところ牛が悪役扱いされています。
ニュージーランド政府は、牛に課税し、酪農家から税金を徴収することを検討していると報道されています。
牛のゲップは、草を食べて牛乳を出すための副産物なので、牛乳や食肉を含め人類が牛から得ている恩恵全般と比較考量したうえで政策が検討されるべきと考えます。
(2006年8月下旬登頂)(35座目)
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