#70座目 木曽駒ケ岳
ウィスキー蒸留所見学のオマケ付
千畳敷から宝剣岳へ登っていく時のカールの眺めは爽快感に満ちあふれています。山登りをしない方にも是非訪ねてほしいと思うくらい、千畳敷は別天地のような所です。
前日は駒ケ根まで入ってビジネスホテルに泊まりました。私によくあるパターンです。
登山当日はしらび平までバスで入り、ロープウェイという文明の利器に千畳敷まで運んでもらいました。ここから見上げる景色は素晴らしいものがあります。
稜線めざして歩を進め、見下ろせば千畳敷の向こう遥かに空木岳が望めました。
浄土乗越を過ぎ中岳を越えて木曽駒ケ岳頂上へ、千畳敷を出てから1時間半程度で到着です。
時間に余裕があるので、下りは道草をしながら戻ります。
濃ヶ池という絶景スポットがあるのですが今回はパスして、伊那前岳という千畳敷の展望台まで往復。その後宝剣岳に登り、胸のすく高度感を味わいました。
駒ケ根に下りたのが午後早めだったので、立寄りスポットを調べるとウィスキー蒸留所があることがわかり、見学に行きました。ここの蒸留釜(ポットスチル)は、ニッカウィスキー創業者の竹鶴正孝氏が1918年から1920年にかけてスコットランドにウィスキー留学した成果である「ウィスキー報告書」を基に設計したそうです。
蒸留所が東に南アルプス、西に中央アルプスを望む地であることにちなんで名付けたツインアルプスというラベルのウィスキーをお土産に買い求めました。
天上の楽園を散歩したような一日でした。
(2014年8月上旬登頂)