#69座目 妙高山

火打山と対照的なゴッつい山

 前日の日曜日は火打山登山のあと下界におりて赤倉温泉に投宿。月曜日(体育の日の祝日)改めて妙高山に登り直しました。いびきが加齢とともにひどくなっていると家族から言われていて、山小屋に泊まるのを敬遠するようになっていたためです。

sunrize tsubame
燕新道でのご来光

 燕温泉の駐車場のキャパが小さいとのことで、暗いうちに赤倉温泉を出発しました。朝ごはんをお弁当にしてもらったのですが、女将さんが早起きして作ってくれました。このような対応をしていただいたのは、前にも後にもここだけなので、ホスピタリティに大感謝です。出発時にはご夫妻で見送ってくれました。

 燕温泉登山口の駐車場も暗いうちに出発、東に開けた谷のため、途中でご来光を仰ぐことができました。燕温泉スキー場は粉雪のスキー場として有名でしたが2006年頃に閉鎖されたとのことで残念です。
 登りに選んだ燕新道は、反時計回りのような形で妙高山に登ります。最初は谷沿いに登っていきます。火打山からの縦走路と合流したあと山頂まで急登です。

myokoh from hiuchi
黒沢池越しに望む妙高山

 山頂では、昨日登った火打山、北アルプス、上越市の平野はじめ全周囲を望むことができました。
 下りは燕登山道を選びました。登りの反時計回りの延長のような形で北地獄谷へ降りていく道です。降り始めると鎖場があります。下りは特に慎重に行きましょう。その先では称名滝・光明滝等いくつもの滝を見ることができます。周遊して同じ登山口に戻れるのは変化を楽しめてうれしいです。

 昨日の火打山が湿原と池塘の女性的な山だったのと対照的に、今日の妙高山はゴッつい男性的な山で、異なった雰囲気の山々を一度で味わうことができる素晴らしい山行でした。

アドバイス:私は火打山登山のあと一度下界におりましたが、せっかく稼いだ高度差を無駄にしないために、火打山とセットで登る場合は縦走した方が体力的に楽と思います。

(2013年10月中旬登頂)