#58座目 間ノ岳
南アルプスで減量に成功
入山1日目は広河原から北岳肩の小屋まで上がり、感激の夕食で元気をつけ、ゆっくり休みました。
2日目は、北岳に登頂したあと、次の百名山である間ノ岳を目指します。
北岳を下り始めると、北岳山荘を挟んで間ノ岳の堂々とした山容を望むことができました。
今日は間ノ岳と農鳥岳を越えて、一日で白根三山を踏破する長い一日です。中白根山を越えて着いた間ノ岳の頂上は広々としていました。
間ノ岳から降りると農鳥小屋があり、小屋から急登を経て西農鳥岳へ到着。ここから東向きに進むと西農鳥よりも標高の低い農鳥岳です。
続けて南下していくと吊鐘のある大門沢下降点があり、ここを左に折れると大門沢への急降下が始まります。この辺りから雷雨に見舞われました。土砂降りの中を歩くこと約2時間、やっとのことで大門沢小屋に到着です。雷雨が始まったのが稜線を離れてからだったのが幸いでした。
この小屋の特徴は、何といってもコインシャワーがあること(当時)。二日分の大汗を流してサッパリしました。その後のビールは格別です。
夜中になって雷雨が再度襲来し、幕営の方々が小屋の中に避難してくるくらいの激しい降りでした。
入山3日目は、奈良田に下山し、バスで身延駅に出て帰宅の途へ。
2週間前の甲斐駒ヶ岳、今回の北岳・間ノ岳と、連続して南アルプスを踏破することにより5kgの減量に成功しました。所期の目標を達成です。
それとともに、南アルプス北部の百名山を登り終え、中部と南部の山々に思いを馳せるようになった、私にとってエポックメイキングな山行でした。
(2012年8月中旬登頂)