蓼科山
ルートバリエーション豊富な山
蓼科山は標高が2530mありますが、登山口の標高も高いので、比較的短時間で登れる山です。四方からルートがあるので選択に迷います。主要ルートは下記のとおり。
①七合目登山口(標高約1900m) 名目標高差600m強。蓼科神社の一の鳥居が登山口にあるので、このルートが表参道のようです。最も短時間で山頂に達することができる。
②大河原峠登山口(標高約2090m) 名目標高差400m強だが、山頂までの片道標準コースタイムは七合目登山口からのコースと大差ない(2時間弱)。佐久側からアプローチするのに便利。
③蓼科山登山口(スズラン峠の南東下)(標高約1720m) 名目標高差800m強。山頂までの片道標準コースタイムは2時間半程度。
大河原峠から
蓼科山には3回登っているのですが、1回目と3回目は大河原峠登山口からです。
峠の駐車場に車をとめて出発。佐久市最高地点(標高2380m)の木の標識を通り、将軍平を目指します。将軍平には山小屋(蓼科山荘)があります。
ここから山頂へは石のゴロゴロした急登です。
深田久弥は、山頂付近の勾配が30度前後あると記しています。
山頂は大きな岩のゴロゴロした、ただっ広い平坦地で、霧に巻かれると迷いそうです。山頂で迷ったりしたら洒落にもなりません。山頂の一角には、蓼科山頂ヒュッテがあります。
山頂からは、将軍平に戻り、ここから天祥寺原におりました。ここから振り返る蓼科山は秀麗な山容です。
天祥寺原から大河原峠へは、若干の登り返しがありますが、大したものではありません。むしろ周遊できて変化を楽しめるのでお奨めです。
このコースは公共交通機関利用での登山ができないのが、玉に傷です。
蓼科山登山口から
2回目の蓼科山は、スズラン峠南東下の蓼科山登山口からピストンしました。
私の登った時がたまたま降雨直後だったからなのか、ぬかるみが多く歩きにくかったので、私にとっての印象は良くありません。
(2010年9月登頂)(48座目)
(2016年7月再登頂)
(2017年8月再登頂)