国営アルプスあづみの公園

アルプスあづみの公園 おすすめ

 鬼無里のミズバショウに大満足した翌日、国営アルプスあづみの公園を訪ねました。
 この公園は、「大町・松川地区」と「堀金・穂高地区」の二つのエリアに分かれていて、双方は20km超離れています。
 どちらも家族連れで一日楽しめますので、おすすめです。 

 両エリアのザックリした違いは、「大町・松川地区」はウォーキングやデイキャンプ等アウトドア・アクティビティを中心に楽しむことができます。
 「堀金・穂高地区」は、花壇や池、常念岳からの水を農業に利用するための水路等があり、いわゆる「公園」を巨大化したイメージです。屋内施設「あづみの学校」には、社会科教室・理科教室・芸術教室等があって、天候を問わず楽しめますので、雨天の日は「堀金・穂高地区」がお奨めです。

大町・松川地区

 ゲートの自動販売機で入園券を購入、両地区共通の一日券料金は65歳以上が210円で、アラセブの恩恵にあずかりました(15歳以上の大人は450円、中学生以下無料)。

 園内は幹線道路(舗装路)を中心に枝道がたくさんあり、隈なく歩くと結構時間がかかります。アルプス大草原からは餓鬼岳がよく見えました。
 空中回廊は、森の中のデッキを歩くもので、枝先の松ぼっくり等を手に取るように観察することができ、地上からの観察では得られない気づきは貴重な体験になります。

餓鬼岳
大町・松川地区から仰ぐ餓鬼岳

堀金・穂高地区

 大町・松川地区のあと、堀金・穂高地区に移動しました。
 花畑では、春のチューリップから秋のコスモスに向けての準備が精力的に進められていました。園内至る所から常念岳を仰ぎ見ることができます。常念岳というと、ピラミッドのような姿が印象的ですが、ここからはピークが三つにわかれて見えます。
 展示館「あづみの学校」は、理科教室でイワナ・ヤマメ・信州サーモン等の泳ぐ姿を観察できます。芸術教室ではクラフト体験、社会科教室ではそば打ち体験が開催されていました。

常念岳
堀金・穂高地区から仰ぐ常念岳

(2022年5月20日訪問)